拡大する写真・図版中国・湖北省武漢市の街を歩くパキスタン人留学生。ほとんどの店は閉まっているという=2020年2月6日、アクタール・アラムさん撮影

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 中国政府が新型コロナウイルスの検出を初めて発表してから9日で1カ月が経つ。中国本土の感染者数は3万4千人を超え、拡大が止まらない。中国では、発生源の湖北省武漢市の初動対応のつたなさが改めて指摘されている。現場では何が起きていたのか。

 武漢市衛生健康委員会が「27人が原因不明のウイルス性肺炎にかかり、うち7人が重症」と発表したのは昨年12月31日のことだ。

 患者の多くが市中心部にある「華南海鮮市場」の店主や出入り業者だったことから、市政府は市場の一時閉鎖を指示。1月2日には清掃や消毒に入り、感染を防ごうとした。

 だが、住民の証言や報道によると、12月下旬ごろから、すでに市内の複数の病院には、発熱などの症状を訴える市民が連日数百人詰めかけていた。

 市内の病院で臨床実習を受けていた日本人男性(27)はその頃の様子を、こう振り返る。

 「院内では患者が多すぎて通路…

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