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 優れた現代詩に贈られる「萩原朔太郎賞」の昨年の受賞者、和合亮一さん(51)=福島市=を紹介する企画展「わたしたちはまだ林檎(りんご)の中で眠ったことがない」が、前橋市千代田町3丁目の前橋文学館で8日始まった。

 和合さんは高校の教員として働く傍ら詩作を続け、東日本大震災の直後には「詩の礫(つぶて)」と題してツイッターで詩を発信したことでも注目された。企画展では創作に使われたノートの実物など約270点を展示。天井からは詩の一節を記したパネルをつるし、「詩の雨」を降らせている。

 萩原朔美館長は「和合さんの言葉のシャワーを浴びて、訪れた人が新しい自分と出会うきっかけにしてほしい」と話す。

 4月12日まで。水曜休館で観覧料は大人400円、高校生以下は無料。2月22日と3月28日は観覧無料で、学芸員による解説がある。3月14日午後2時からは、和合さんとその家族による朗読会も開かれる。先着100人。問い合わせは前橋文学館(027・235・8011)へ。(松田果穂)