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 英国のラーブ外相が8日、東京都内で記者団の取材に応じ、EU離脱後の新たな貿易交渉について、「日本はトッププライオリティーの国の一つだ」と述べ、最優先のEUなどとの交渉と並行して早期の妥結をめざす考えを示した。

 英政府は今年末までの「移行期間」にEUとの自由貿易協定などを結ぶ方針だが、その交渉が長引けば、日本との経済連携協定(EPA)の交渉にも影響が出かねない。

 ラーブ氏は、「EUとの交渉はまったくのゼロからというわけではない」と指摘。年末までの合意に自信をみせ、日本とも「できるだけ早く」交渉を始めたい意向を示した。

 この日は都内で小泉進次郎環境相と会談。今年11月に英北部グラスゴーで開催予定の第26回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP26)へ向け、「小泉氏から非常に野心的な排出目標が示されたことを歓迎したい」と述べ、環境分野での連携強化にも期待した。(鎌田悠)

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