拡大する写真・図版大学のグラウンドを駆ける小林咲里亜さん(右)と長男の穣玄くん(2)。生徒の指導と子育てに忙しい日々だが、「子どもたちの存在が励みです」=2020年2月2日午前、東京都足立区、池田良撮影

[PR]

 平日の夜、帝京科学大(東京都)の柔道場で、保育園から戻った生後8カ月の長女を背負い、隣の控室にいる2歳の長男の食事の世話などをしながら、女子選手を指導する。こんな日が来るなんて、兵庫県出身の小林咲里亜(さりあ)さん(32)は、想像していなかった。

 小3で柔道を始めた。中2で出た初の全国大会で完敗し、「悔しくて、寝る以外の時間を柔道の練習にあてた」。中3と高3の時、48キロ級で全国制覇。2006年に国際大会でも優勝し、2008年北京五輪出場も期待されていた。

 だが、東海大に進学した06年4月、健康診断で腹部に異常が見つかった。検査すると小児がんの一種「神経芽細胞腫(しんけいがさいぼうしゅ)」だった。

 腫瘍(しゅよう)摘出の1カ月…

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら