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経世彩民 尾形聡彦の目

 米シリコンバレーは朝晩の渋滞が激しい。

 南北に走るフリーウェー(高速道路)101号の混雑は特にひどく、うんざりする。

 シリコンバレーがあるカリフォルニア州では、渋滞する高速道路に、2人以上が乗った車なら走れる「カープール車線」がある。渋滞する車を横目に滑るように走っていく。

 その車線を、1人乗りでも走れる車がある。州が認定したエコカーだ。電気自動車(EV)、プラグインハイブリッド(PHV)、燃料電池車(FCV)が対象で、トヨタ自動車のプリウスのようなハイブリッド車(HV)は走れない。HVはもはやエコカーとみなされていないのだ。

 「カープール車線」を疾走する車を眺めていると、次世代のエコカーの姿が見えてくる。圧倒的に多いのは、イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が率いる米テスラ社のEVだ。

テスラ 時価総額で世界2位に

 テスラの2月6日時点の時価総額は1324億ドル(約14.5兆円)。1月下旬にはフォルクスワーゲンを抜いて世界2位に躍り出た。首位トヨタの約25.6兆円を追い上げる。

 テスラの19年の車の引き渡し台数は約37万台で、トヨタの約30分の1でしかない。それなのになぜ世界一のトヨタを追い上げているのか。背景にあるのは、世界で急速に進む「EV革命」ともいえる流れだ。

 「我々は、ついに(乗り物の電…

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