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患者を生きる・職場で「敗血症」(2)

 神奈川県に住む大学職員、長澤俊郎さん(60)は海外でサーフィンをしていたとき、左の足首や甲をサンゴで切った。帰国した日の夜、同じようにけがをした看護師の女性が不調を訴えたため、県内の病院へ車で向かった。

 女性の診察を待っていたとき、ふと自分の左足が気になった。靴下を脱ぐと、傷口を中心にくるぶしから下、足の甲の皮膚の半分が、水ぶくれになっていた。

 自宅に帰る途中に、勤務する大学病院を受診するつもりだったが、「これはまずい」と思った。受付に行き、「私も診てもらえませんか」と相談した。

 微熱だったが、血液検査で炎症…

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