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 北海道・新十津川村(現新十津川町)出身の社会運動家で、戦前に特高警察の拷問で非業の死を遂げた西田信春(1903―33)の評伝「西田信春―甦(よみがえ)る死」(学習の友社)が刊行された。著者は北海道長沼町の元高校教師、上杉朋史(うえすぎともし)さん。闘病生活をしながら本書を書き上げた直後に75歳で亡くなった。今の政治情勢が、昭和初期の戦時体制に似てきたことへの危機感が執筆の動機だった。

 上杉さんは、北星学園大付属高の社会科教師として37年間教壇に立ち、2003年に退職した。14年ごろから西田ゆかりの新十津川町を訪ね、史料収集を始めた。

 知名度が高いプロレタリア文学作家の小林多喜二(1903―33)と同じ生没年でありながら無名だったことや、自身の父方と西田のルーツがともに奈良県十津川という共通点から興味を持ったという。

 評伝によると、西田は幼年期を…

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