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 静岡県河津町の河津桜まつりが10日開幕した。今年は暖冬の影響もあって開花が早く、河津川沿いの並木はすでに6分から7分咲き。なかにはほぼ満開の木々もある。観光客の出足もよく、初日としては例年にない混雑ぶりで、並木道ではところどころ渋滞が起きていた。一方、年々、増えていた中国の観光客は新型肺炎で激減している様子。ベテラン警備員は「去年まではあちこちで中国語の会話が聞こえたのに、今年はほとんどない。3分の1以下だろう」と話していた。

 3千人の小さな祭りから始まって、一時は100万人を超す大イベントに成長し、今年が30回の節目。昨年は約90万人が訪れた。町の観光関係者は、気温の動向や新型肺炎の影響に気をもんでいる。まつりは3月10日まで。(石原幸宗)