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 山梨県内の野球人口の拡大に向け、小中高の指導者らが意見交換する「第2回山梨ベースボールサミット」が9日、甲府市の甲府城西高校であり、指導者ら約160人が参加した。部員が確保できず、少年野球チームや中学野球部が廃止されている現状を共有し、野球の魅力を上げる方法について考えた。

 基調講演では、埼玉県川口市立東中学校の武田尚大教諭が、同市内の中学校が力を合わせ、2016年に野球人口増加プロジェクトを立ち上げたと紹介。「部員の減少は少子化だけが原因ではない」などと具体的に取り組みを話した。

 丸刈りの強要をやめ、保護者の負担となる「お茶当番」の廃止を掲げると新入部員が増えたと説明した。プロ野球・埼玉西武ライオンズとの野球イベントなど様々な企画も広げているといい、「底辺で指導する私たちの活動が野球の魅力を変えていく」と訴えた。(田中正一)