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 例年、この時期に猛威を振るうインフルエンザ。だが、今シーズンはちょっと様相が異なる。昨年秋に「過去20年で2番目に早く流行入り」したが、今のところ大きな流行はない。新型コロナウイルスの流行が社会の懸念材料として浮上しているが、インフルエンザの状況と関係しているのだろうか。

 インフルエンザの流行は、近年、1月下旬ごろに警報レベルの30人を超え、2月に入って徐々に減っていく傾向にある。だが、今シーズンのピークは今のところ昨年12月末で、全国約5千の医療機関から報告された患者数の平均は23・24人。その後、減少傾向にある。

 2月7日に国が公表した2020年第5週(1月27日~2月2日)の患者数は14・11人。第5週の時点で比べると、2018年の54・37人、19年の43・24人より大幅に少なく、ここ10年だと最も低いレベルだという。

 この状況に、新型コロナウイルスが関係しているのだろうか。

 新型コロナウイルスとインフルエンザウイルスは、どちらもヒトののどや肺といった呼吸器系の細胞に侵入して増殖する。単純に言えば、二つのウイルス同士は呼吸器系の細胞を奪い合う「敵」だ。ただ、現状では、新型コロナウイルスは国内では広まっていないとみられる。インフルエンザが新型コロナウイルスとの争いに敗れ、流行していないという考えは当てはまりそうにない。

 次に考えられるのは、手洗いや…

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