シリーズ:職場で

小さなけがのはずが…皮膚が壊死 長引く入院、募る不安

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三上元
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患者を生きる・職場で「敗血症」(3)

 2017年3月、海外でサーフィン中にけがをしたことがきっかけで、敗血症になった大学職員の長澤俊郎さん(60)の入院は、思いがけず長引いていた。「いつ職場に戻れるのか」。不安と焦りを感じていた。

 左の足首の上から甲にかけて皮膚が壊死(えし)していたため、勤務先の大学病院で皮膚移植を受けた。いったん退院したものの、移植した皮膚の状態が思わしくなく、すぐにまた入院を余儀なくされた。

 夜、眠れなくなることが増えた。病棟を抜け出し、駐車場の自分の車のなかでオーディオをかけた。好きな音楽を聴くと、気持ちが落ちついた。

 長引く入院生活で、筋肉は落…

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