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 冬は血圧が高くなりがちな季節。ただ、高血圧は放っておくと動脈硬化につながり、脳卒中や心疾患などの重大な病気のリスクが高まる。自分自身でできる、血圧との上手な付き合い方とは。

 1月下旬、東京都あきる野市の池谷医院を訪ねた。雨が降る日の夜だった。今日は寒いですね、とあいさつすると、循環器専門医で血圧や動脈硬化についての著書も多い池谷敏郎院長が「寒い時期は血管が縮み、血圧が上がりやすくなります」と教えてくれた。実際、冬は高血圧の人が増えるという。

 高血圧はサイレントキラー(沈黙の殺し屋)とも呼ばれる。血圧が高いままにしておくと血管に負荷がかかり、知らず知らずのうちに動脈硬化が進む。

 そもそも血圧とは、心臓から送り出された血液が血管の壁を押す圧力のことだ。血液の量や血管の柔らかさなどで決まる。心臓が収縮して血液を送り出したときの値を最高血圧、心臓が拡張したときの値を最低血圧といい、この二つを測る。

 日本高血圧学会によると、診察室で測る値の場合、最高血圧が140ミリHg以上か、最低血圧が90ミリHg以上ある場合(140/90)、高血圧と診断される。診察室では少し高めに出るため、家庭の値では、135/85以上が高血圧だ。

■有酸素運動で末梢血管…

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