NHK副会長に正籬氏 元政治部長、59歳で異例の抜擢

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真野啓太
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 NHKは12日、11日に任期満了を迎えた堂元光副会長の後任に、正籬(まさがき)聡(さとる)理事(59)を任命したと発表した。副会長職は近年、子会社や関連団体の役員から選ばれていたが、理事の中でも最若手を登用した今回の人事は「異例のばってき」(NHK関係者)だという。任期は12日から3年。

 同日の経営委員会に前田晃伸(てるのぶ)会長が人事案を示し、全会一致で同意を得た。

 正籬氏は宮城県出身。早稲田大政治経済学部を卒業後、1983年に入局。報道局取材センター(政治)記者、政治部長、大阪放送局長、報道局長などを経て、昨年4月に理事に就任。理事として担当してきた報道部門の統括は当面、兼務するという。

 政治記者として、自民党宏池会や野党、外務省などを担当してきた正籬氏。12日の記者会見では、政治との距離について「正確で公平公正、中立、自主自律。このことを常に頭において、仕事をしてきた。このことは一職員であっても、副会長であっても、変わることはないと考えている」と述べた。

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