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 人形浄瑠璃文楽の人形遣いとして、第一線で活躍する桐竹勘十郎が、1980年代に自ら筆を執り、初演した作品を、1日限りの文楽公演で上演する。タイトルは「端模様夢路門松(つめもようゆめじのかどまつ)」。いつもの舞台では端役しか演じることのない、一人遣いの「ツメ人形」が主人公だ。そこには、自身の修業時代の思いが重ねられていると言う。

拡大する写真・図版桐竹勘十郎=2020年1月15日、京都市左京区のロームシアター京都

 文楽は1体の人形を3人で遣うことで知られるが、軍兵などその他大勢の役には一人遣いのツメ人形を用いる。勘十郎が、ツメ人形が主役の新作をと思い立ったのは、14歳で入門してから15年ほど経った、80年代前半のことという。

 「若い頃、自由にさわっても怒られないのがツメ人形。鏡の前で、見よう見まねで、自分なりに色々な振りをして……。首(かしら)にも好みがあって、自分の好みのツメをさっと取りに行く。非情に愛着があったんです」

公演情報
 公演は2月29日、京都市左京区のロームシアター京都で午後1時開演。鶴澤清介、吉田勘彌らも出演する。終演後には、技芸員と公演のスーパーバイザーを務めた「木ノ下歌舞伎」主宰の木ノ下裕一とのディスカッションも。一般6千円など。前売り券は完売、開演1時間前から当日券を若干枚数販売する。劇場チケットカウンター(075・746・3201)。

 三人遣いの人形になりたいと願…

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