[PR]

 12日、オランダにある日本の事務機器大手リコーの現地オフィスで、郵便物が爆発する事件が起きた。けが人はいなかった。オランダでは今年、爆発物の入った封筒が企業に送りつけられる事件が相次いでおり、警察は同一犯の可能性があるとみて調べている。

 警察によると、オランダ南東部ケルクラーデにあるリコーのオフィスで同日朝、郵便仕分け室に届いた封筒を従業員が開封しようとしたところ、爆発した。従業員はシューという異音に気づいて封筒から離れ、無事だった。

 この日朝は、首都アムステルダムにある地元銀行でも同様の爆発事件が発生。警察によると、両事件ともに金銭の要求があり、暗号資産(仮想通貨)のビットコインによる支払いを指定していたという。

 地元メディアによると、オランダでは1月以降、ホテルオークラなど10社以上に爆発物の入った封筒や金銭の支払いを要求する手紙が届く事件が起きている。(ブリュッセル=津阪直樹)