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 大型クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号で新型コロナウイルスの集団感染が起きている問題で、加藤勝信厚生労働相は13日、船内に待機中の高齢者らを検査をした上で下船できるようにする方針を明らかにした。

 対象は80歳以上の高齢者で、窓がないか開閉できない船内にいる人、基礎疾患がある人。検査で陽性の人は入院してもらい、陰性なら政府が用意する宿泊施設で、潜伏期間が過ぎるまで生活してもらう。船内での待機期限は今月19日だが、船内の生活が続くことで感染拡大や持病の悪化が懸念されていた。

 同船では13日までに、乗員乗客3700人余りのうち218人の感染が確認された。重症者は5人。同船は今も入国のための「検疫中」の状態にある。

 厚労省は当初、症状がある人や感染確認された人は医療機関に入院させる一方、検査で陰性だった人や検査を受けていない人は、検疫が終わるまで船内で待機してもらう方針だった。