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 福島県白河市で子ども食堂を運営する精神保健福祉士の鴻巣麻里香さん(40)が8日、仙台市青葉区で講演し、いじめを受けた経験から、居場所づくりを始めたいきさつを語った。

 鴻巣さんは福島県のスクールソーシャルワーカーを務めながら、「まかないこども食堂たべまな」を週1回開く。講演では、母親がオランダ人であることを理由に、小学生の頃にいじめにあったことを明かした。親には相談できなかったという。家庭が困窮し、修学旅行では小遣いが少なく、周囲が土産を買う間はトイレに隠れていた。

 20代になっても「どうせ私なんて」と考えがちになり、「生きているのが嫌になった」。だが精神科病院の施設でボランティアをして、差別や病気、貧困などを経験した患者らが自分と同様に、自分に価値がないと思いこんでいることに気付いた。

 「人と違っていても、ただの私…

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