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 コウイカの産卵期に合わせた伝統の「イカシバ漁」が15日に解禁されるのを前に、山口県下関市の安岡漁港で13日、地元の漁師らが仕掛けを準備した。

 円筒形の直径1メートルほどの網かごに、葉の付いたツゲの枝を束ねて取り付ける。3キロほど沖合の漁場に沈め、海藻に産卵するコウイカの習性を利用して、かごの中に誘い込む。

 コウイカはスミイカとも呼ばれ、墨をたくさん吐くが、肉厚で甘みがあるのが特徴。漁師の梅野晋也さん(44)によると、海の状態が穏やかだと動きが活発になるという。多い時は一つのかごに6~7匹入るそうで、「いっぱい捕って、地域に貢献したい」と梅野さん。漁は4月末まで続く。(貞松慎二郎