[PR]

 フェンス越えの「本塁打」なのにアウト――。バットを使わず、手打ち野球のような5人制の「ベースボール5(BB5)」が国内外で少しずつ広がりつつある。野球とソフトボールを五輪の正式競技として復活させるため導入された新競技。2022年にセネガル・ダカールで開かれるユース五輪に追加競技として加わった。(室田賢、波戸健一)

拡大する写真・図版ベースボール5でボールを打とうとする打者(世界野球ソフトボール連盟提供)

 5人で競技するBB5は野球を簡素化したもので、ルールは一部で異なる。5回制で、フェアゾーンは18メートル四方で塁間は13メートル。打者はゴムボールを自らトスして手で打ち、打球は本塁から3メートル以上離れてバウンドさせなければならない。バウンドさせずに外野のフェンスを越えた場合はアウトに。必要な道具はゴムボールで、グラブやバットはいらない。野球のような広い場所を必要としないため、街中ででき、試合時間の短さが売りだ。

拡大する写真・図版ベースボール5の使用球

 この新競技は18年、野球関係者らの危機感から生まれた。野球・ソフトボールが東京五輪では追加競技に採用されたものの、24年パリ五輪では落選。それを機に、世界野球ソフトボール連盟(WBSC)が五輪競技の復活をめざして導入した。専用球場やお金のかかる用具がほとんど必要ないため、野球になじみのない欧州などの地域への普及をめざす。野球離れが進む中、若者にアピールする狙いもある。

アフリカ大陸ではサッカー人気が高いが、今回のユース五輪での採用もダカール側が追加を希望したそうです。

拡大する写真・図版ベースボール5の試合会場=世界野球ソフトボール連盟提供

 フランスでは1月に初めて全仏…

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

【5/12まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら