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 先日、テレビ朝日の「GET SPORTS」の取材で、J1に昇格した横浜FCの練習場を訪れました。その時に偶然、練習前の中村俊輔選手に出会いました。目的は、昨年の20歳以下(U20)W杯の日本代表に選ばれた高校3年生、斉藤光毅選手のインタビューだったのですが、幸運にも3人で写真を撮らせて頂き、僕にとっては感慨深い一枚となりました。というのも、あれから15年という月日が経つからです。

 斉藤選手には今年の1月から個人トレーニングをさせていただいていますが、これまで、スペイン・マジョルカの久保建英選手、レアル・マドリードの下部組織にいる中井卓大選手など、多くの選手の個人トレーニングに携わってきました。そのきっかけが、15年前、スコットランド・セルティックでプレーしていた中村選手の言葉だったのです。「哲生さんは世界中のサッカーを見ているので、もし自分がやっていないプレーがあれば教えてください」

 そう言われ、僕はそうしたプレーを探して動画で渡そうとしました。しかし、僕自身が中村選手のプレーを完全に把握していないと、やっていないプレーは分からない。そこで中村選手の分析から始めてみると、驚くべきことに気づきました。彼のドリブル、トラップ、シュートは、他の日本人選手とはフォームが違っていたのです。と同時に、それらのフォームは、世界トップクラスの選手たちのフォームとほぼ同じだったのです。

 具体的にシュートでいえば、日…

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