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 お茶の水女子大付属中学校(東京都文京区)で秋篠宮家の長男悠仁(ひさひと)さまの机に刃物を置いたとして、建造物侵入や銃刀法違反などの罪に問われた無職長谷川薫被告(57)=京都市=に対し、東京地裁は14日、懲役1年6カ月執行猶予4年(求刑懲役1年6カ月)の判決を言い渡した。楡井(にれい)英夫裁判長は「学校関係者に与えた不安は甚だしく責任は軽くないが、更生の決意を示している」と述べた。

 判決は、被告が皇族制度に対する独自の関心について誇示し、世間に注目されたいという考えから犯行に及んだと指摘。下見をしており計画性も高いと批判した一方、前科前歴はなく「暴挙と認めている」として執行猶予を付けた。

 判決によると、被告は昨年4月26日午前10時50分ごろ、校門付近の監視カメラの配線を切り、工事業者を装うヘルメット姿で中学校舎に侵入。無人だった教室に入り、包丁2本を先端に固定した棒を机に置いた。(阿部峻介)