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 遺伝子検査に基づき、患者一人一人に合った最適の治療法を探る「がんゲノム医療」に対応するため、静岡がんセンター(静岡県長泉町)は13日、常勤医師の組織定数を35人増員して200人とする、と発表した。今後3年間で定員を充足する方針で、医師の増員幅としては2002年の開院以来最大となる。

 消化器や呼吸器の臨床医を増員し、研究分野で一定の成果を上げたゲノム治療を、臨床現場に広げていくという。

 同センターでがんと診断された患者数は2018年に6771人(全国3位)。13年には高度な医療を提供する特定機能病院、19年にはがんゲノム医療拠点病院の指定を受けている。(阿久沢悦子)