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 東京五輪を前に、選手の柔道着の「着こなし」に厳しい目が向けられている。国際柔道連盟(IJF)が昨秋からこれまで以上に袖や丈の長さを厳密に測定するようになった。そのため、規定違反として試合前に着替えを命じられる選手が続出している。なぜIJFは規制強化に乗り出したのか。

拡大する写真・図版試合前、特殊な測定器で柔道着を調べられる選手たち=国際柔道連盟提供

 8~9日にあったグランドスラム・パリ大会。男子60キロ級の永山竜樹(了徳寺大職)や女子48キロ級の古賀若菜(福岡・南筑高)が試合前の検査で「袖が短い」と指摘された。2人は、IJFが用意した普段より大きなサイズの道着に着替えて試合に出場。検査の厳しさを見越して新調した道着で臨んだ永山は「これでも大きくしたんですけどね」と首をひねった。

 以前は道着を巡るルールが甘く、襟を厚くしたり、生地をぬるぬるさせたりして、相手を不利にする「不正」も横行した。体にぴちぴちの道着が許容されていた時代もある。2000年代に入り規制がすすんだが、それでも相手に袖をつかまれにくくするために、ルールの範囲内で短くする選手も多い。袖口をつかみ、グッと生地を伸ばして検査に臨む選手の姿はおなじみの光景だった。

柔道着の着こなしに待ったをかけたIJF。昨秋の国際大会からさらに厳格化しました。一方、学生時代に洗濯や乾燥を繰り返して袖の調整をした記者の涙ぐましい体験談もあります。

 ところが、IJFはこうした選…

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