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 取材に対してサービストークもしない。カメラのレンズを向けられても表情をつくらない。しかし、そんな松田龍平に、役は続々と舞い込み、記者は取材に次々と向かう。誰もが、つかみどころがない彼が気になって仕方ないのだろう。

拡大する写真・図版松田龍平=外山俊樹撮影

綾野くんと探った

 14日に公開された「影裏(えいり)」で演じる日浅もまた、松田と、うり二つの謎が多そうな男だ。岩手に転勤してきた気弱な主人公・今野(綾野剛)に影響を与えていく、地元の青年である。どこにでもいそうな若者に見えて、ハッとする超俗的な言葉を発しては今野を導き、惑わす。そして、しまいには姿を消す。なぜ日浅はいなくなったのか。今野が彼の謎めいた部分、いわば「影の裏」に迫っていく。

 難しい役どころだったようで、松田は「脚本からくみ取ったイメージを現場に持っていったけど、実際に撮影していくとうまくはまらなかった。違和感がすごく、まいったなあと思って……」と苦笑する。ただ、「細かいことは言わない」という大友啓史監督がじっくりと自由に演じさせてくれたおかげで、徐々に役柄をつかむことができた。「脚本を超えたものを望むのが大友さん。ワクワクして見ているので、その気持ちに応えたかったですね」

拡大する写真・図版「影裏」から(C)2020「影裏」製作委員会

 今作は凝った構図と美しい照明…

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