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 中国などへの渡航歴がないのに新型コロナウイルスに感染する例が、東京都や神奈川県などで確認された。感染すると重症化しやすいお年寄りをどう守るのか。高齢者を預かる施設では、手探りの状態が続いている。

拡大する写真・図版特別養護老人ホームの受付で、アルコール消毒をする職員。面会者にも消毒やマスクの着用を求めている=2020年2月14日午前11時21分、東京都中央区、関口佳代子撮影

 「都内で感染が出たとなると、面会の制限も検討せざるを得なくなるかもしれない」。東京都杉並区にある特別養護老人ホーム南陽園の施設長(66)は対応に苦慮する。

 施設は60代~105歳の約250人が利用する。インフルエンザなどの感染症予防として、手すりやドアノブを1日2回消毒。新型肺炎が中国で広がり始めた2月初旬からは、面会者に中国への渡航歴を申告するよう促してきた。

 ただ、13日には渡航歴がない都内の70代のタクシー運転手らの感染が判明した。国内で感染が拡大している可能性もある。

 施設利用者の多くは認知症を患…

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