[PR]

 「お城さん頑張って!」。応援に手をふり応えながら、ゴールの熊本城に向かって熊本城が疾走する――。熊本地震後、自作の城をかぶって走り被災地の人たちを喜ばせてきたランナーが今年、2年ぶりに熊本城マラソンに戻ってくる。

 熊本市で16日に開催される本番を前に、兵庫県西宮市の会社員橋本幸一郎さん(52)の城作りは大詰めを迎えている。解体して持ち運べるように設計したパーツを段ボールを切ってつくり、スプレーで塗装する。昨年は家庭の事情で参加を断念した。「今年は行けます」と言葉が弾む。

 初めて参加したのは2014年。沿道に子どもやお年寄りが多く、温かい応援が印象的だった。15年の大会にも参加。その翌年、熊本地震が起きた。

 橋本さんは1995年の阪神・…

980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら