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 北陸へのインバウンドは伸びているが、さらに工夫している自治体もある。ニーズを取り込む一層の努力を――。

 日本銀行金沢支店が13日、現状と展望をまとめた「ほくりくのさくらレポート」を公表した。それによると、2018年の外国人延べ宿泊者は北陸3県で計136万人にのぼった。国・地域別では台湾が27%で最多だが、欧米各国も伸びており、「インバウンド客の多国籍化が進んでいる」。欧米の宿泊者の割合を見ると、石川県は全国6位。広島県(1位)、京都府(2位)や東京都(4位)と並んで、上位に食い込んでいた。

 ただ、隣接する岐阜や長野両県の外国人延べ宿泊者は、それぞれ148万人、153万人。単県で北陸3県の合計を上回っていた。同支店は「岐阜へのインバウンド客を北陸に呼び込むこと、長野のように体験・滞在型観光の充実を実現できれば、宿泊者を伸ばす余地があることを示唆している」と分析する。

 宿泊者の増加率はどうか。北陸…

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