[PR]

 福岡県豊前市畑地区の市指定無形民俗文化財「畑のどんど焼き」で、住民が設けた「おこもり小屋」に市立角田小学校(内本郁美校長)の児童が訪れ、シカ肉や餅などを焼いて味わった。

 同校では体験学習として毎年、児童が訪問。10日と12日には1、2、5、6年の児童計38人が訪れた。10日に訪れた6年の筒井ききさん(12)は「煙いけど、時間をかけて焼いて、みんなで食べると楽しい。小学校時代のいい思い出になった」と話した。

 小屋は高さ約3メートル、広さ約20平方メートルで、「畑どんど焼き保存会」(的場成美会長、約20人)がわらや竹、間伐材を使って毎年建てている。中には囲炉裏を設け、地元住民らが昼夜を問わず食事したり、酒を酌み交わしたりしている。小屋は15日午後7時から古いお札やしめ縄と一緒に燃やし、無病息災や五穀豊穣(ほうじょう)を祈る。(小浦雅和)