【動画】バレンタインに贈られた「健康縄ばしご」でたわむれるパンダの永明=大野宏撮影
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 14日はバレンタインデー。和歌山県白浜町のアドベンチャーワールドで暮らすジャイアントパンダで唯一のオスの永明(エイメイ)にはチョコレートの代わりに自身をかたどった雪だるまと、繁殖に備えて「健康縄ばしご」が贈られた。

 27歳の永明は一昨年の彩浜(サイヒン)までで15頭の父親になり、現在の飼育下で自然交配し、繁殖した世界最高齢のジャイアントパンダとなっている。人間ならば80歳を超えているが、今春は2年ぶりに良浜(ラウヒン)との繁殖の準備に入っており、前脚をかけて立ち上がることで足腰を鍛えてもらおうと、高さ170センチの縄ばしごを設置した。

 雪だるまはパンダとしては細面の永明に似せてあり、片あぐらをかいて右ひじを立ててササを食べる独特のポーズを再現。メスの数と同じ五つの氷製のハートと一緒に並べた。

 永明ははしご段をくわえたり顔をすりつけたり、贈り物は気に入った様子。おしりを壁にこすりつけるマーキングの頻度が増えており、順調に繁殖に向かっているという。(大野宏)