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 読書の取り組みに実績があった学校を表彰する高橋松之助記念「朝の読書大賞」を、県立東濃特別支援学校(土岐市)が受賞した。特別支援学校の受賞は全国で初めてだという。障害の特性によって、集中して本を読むことが難しい子どもたちも通う特別支援学校で、どうやって読書を習慣づけたのか。

 午前9時前、心地の良いクラシック音楽が校舎に流れた。「朝の読書が始まる合図です」と伊藤芳博校長。子どもたちは教室で小説や絵本など思い思いの本を広げ、読書に熱中し始めた。読書は10分間。「魔女の宅急便」を読んでいた加藤涼音さん(17)は「次にどんな展開になるのか想像するのが楽しみ。本の主人公を見習って、『自分もこんな風になりたい』と思うこともある」と話した。

 朝の読書を始めたのは6年前。小学部から高等部まで多様な子どもたちが通うことから、「学校全体で全員が同じ読書に取り組むことで一体感を持てたら」という理由だった。

 しかし、特別支援学校に通う子…

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