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 老朽化が問題になっている千葉市立海浜病院(美浜区、293床)の建て替えについて、熊谷俊人市長は14日、美浜区の幕張新都心に新病院を建設する意向を明らかにした。「今の海浜病院に比べればアクセスもよく、花見川方面も含めたより広範囲の市民の医療を支えられるのではないか」と述べた。

 新年度当初予算案に、新病院の基本計画と基本設計費として2億円(債務負担行為)を計上した。

 市によると、建設予定地は、美浜区若葉3丁目にある県企業局所有の更地「小学校公益施設用地」(5・3ヘクタール)の一部。県立幕張総合高校の東隣で、海浜病院の北約2キロに位置する。

 小児科や産科など海浜病院の現在の機能を基準としつつ、救急医療を強化。市立青葉病院(中央区、369床)は40床程度減らし、新病院は380~430床を想定。遅くとも2025年度早期の開院を目指す。400床の場合の事業費として257億円(土地を除く)が見込まれるという。

 3月に新病院と青葉病院の一部機能見直しについての基本構想案を有識者や市民代表による検討会に諮問する予定。答申は8月ごろで、意見公募を経て、基本構想を正式決定。基本計画と基本設計に着手する。(寺崎省子)