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 新型コロナウイルスの集団感染が問題になっているクルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号について、在日米国大使館は15日、米政府が自国民退避のため、チャーター機を手配していると公表した。16日夕、日本に到着する予定という。

 米大使館によると、希望する米国人はバスで船からチャーター機まで移動させる。搭乗前には発熱やせきなどの症状があるかを調べ、確認された人はチャーター機への搭乗を認めない可能性がある。搭乗者たちはカリフォルニア州やテキサス州の空軍基地で受け入れ、14日間隔離させる。一方、チャーター機に搭乗しない人は一定期間、米国への入国を認めないという。

 米紙ウォールストリート・ジャーナルによると、船には米国人やその家族が約380人乗船している。船内で確認される感染者数が増加するにつれて、米国内では日本政府の対策に懐疑的な意見が出始めていた。(ワシントン=香取啓介)