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 新型コロナウイルスによる肺炎が広がっている問題を受け、香港政府は14日夜、250億香港ドル(約3500億円)を拠出すると発表した。観光客が激減し、大きな打撃を受けている旅行業者や飲食店への補助金支給など、21項目で構成される。反政府デモの影響もあって減速基調が続く景気を下支えすると共に、市民の生活を支援する狙いがある。

 発表には防疫対策の強化も含まれている。香港政府は医療当局に47億香港ドルを追加拠出し、防護服などの装備の確保を急ぐほか、マスクを増産するため、メーカーに資金支援するとしている。

 香港内での新型肺炎の感染者は15日時点で56人。うち1人が死亡した。(香港=益満雄一郎)