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 北海道稚内市は今冬の裏山でのエゾシカ一斉捕獲(有害)の中止を決めた。ハンターがエゾシカを追えないためだ。市街地に出没するエゾシカの有効な個体数調整として10年前から取り組んできたが、中止は初めて。市はエゾシカの増加を懸念する。

 稚内市の市街地に出没するエゾシカのすみかは、中心市街地の背後に広がる裏山とみられる。だが、裏山には自衛隊の敷地や鳥獣保護区、稚内公園があり、銃を使った狩猟や有害捕獲は原則できない。

 このため市は、裏山から下りてくるエゾシカを安全な場所を選んでライフルやわななどで捕獲している。ただ公園が閉鎖される冬は人が立ち入らないため、裏山で銃を使った有害捕獲ができる格好の機会になっていた。

 一斉捕獲は毎冬1~3月に予備日も含めて5回ほど計画。2010年度から毎冬50頭の目標を達成し、目標を設けなかった17年度は83頭を捕獲した。

 ところが、18年度は14頭。…

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