拡大する写真・図版チャレナジーの出力10キロワットの「垂直軸型マグナス式風車」=同社提供

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 沖縄県石垣市でちょっと変わった風車が回っている。風車なのにプロペラがないのだ。「台風銀座」と呼ばれる沖縄で実験を重ね、台風の風を風力発電に利用して今年から実用化される。開発を手がけた会社の社長は、元大企業のエンジニア。高収入の立場を捨て、ベンチャー企業を自ら立ち上げてまで風車の開発にのめり込んだのは、9年前の「あの日」の映像が忘れられないからだ。

 石垣市で回っている風車は高さ約20メートル。プロペラ代わりの円筒(長さ約10メートル、直径約1メートル)を電気で回転させ、風を受けると風車全体が回り、より大きな電力を生み出す。

 回転する円筒が風に押される「マグナス力」と呼ばれる力を利用することから、「垂直軸型マグナス式」と名付けた。

 開発したベンチャー企業は、東京にある「チャレナジー」。清水敦史さん(40)が社長をつとめる。

拡大する写真・図版チャレナジー社長の清水敦史さん=2019年12月14日、沖縄県石垣市、竹野内崇宏撮影

清水さんは「人生をかけてもいいと思える」と語るほどのめり込み、大企業の職を捨てました。そして、貯金は底をつき、身につける物も一変しました。

 清水さんは「潜在能力が高い日…

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