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 新型コロナウイルスによる感染拡大の影響で、中国向けの郵便物に大幅な遅れが出ているとして、日本郵便は15日、貨物機をチャーターしての輸送を始めた。同社が国際郵便輸送にチャーター機を使うのは、2007年の民営化後、初めてという。

 日本郵便によると、中国への郵便物は1月下旬から急増した。マスクや救援物資を送る人が増えたためとみられる。一方で、普段利用している中国線の定期旅客便は感染拡大に伴って運休が広がり、輸送の遅れが深刻化。全国の郵便局で13日までに38万通が滞留していたという。

 15日は成田空港から、大連行きの第1便が午後に出発。深夜にはマスクや書類など1万7千通、重さにして31トンを積み込んだ第2便の貨物専用ジャンボ機が、上海に向けて飛び立った。16日以降も4便をチャーターして飛ばす予定。(根岸敦生