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 スキーシーズンに増える外国人患者への新しい対処法を、新潟県が上越地方などの14病院で実験している。離れた民間の通訳サービス会社とつなぎ、医師と外国人患者の間を通訳してもらう仕組みだ。医師が少ない地域の悩みを解決しようと、若手県職員が発案した。

 実証実験は1月14日から3月13日までの2カ月間。妙高、中央、十日町、松代、柿崎の県立5病院を含む14病院を対象にしている。日本語が話せない患者が来院した際、病院から日本医療通訳サービス(大阪市)にテレビ電話などでつなぎ、医師との会話を通訳してもらう。今回は英語、中国語、韓国語、スペイン語、ポルトガル語に対応可能で、テレビ電話は24時間つながる。

 県病院局によると、特に周りにスキー場の多い県立妙高病院は外国人患者が年々増えている。2015年度には71人だったが、昨年度は192人。しかも、どの年も4~11月は計1~5人にすぎず、大半がスキーシーズンに集中している。おまけに、その半数が整形外科を受診するという極端さだ。

 これまで同病院は、身ぶり手ぶりや音声翻訳機を使って患者と意思疎通を試みてきたが、治療の説明が難しく、会計を巡ってトラブルになることも。さらに、同病院には常勤医が院長を含め5人しかおらず、多忙に拍車がかかってしまう悪循環で困っていた。

 こうした状況を解決しようと、「遠隔通訳」を発案したのが、県病院局業務課の黒崎友介さん(32)や上越地域振興局の職員ら4人のグループ。昨年4月、県が初めて実施した「若手職員による政策提案推進事業」に通訳サービス導入を提案した。

 冬にしか来ない外国人患者のた…

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