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 東京都は16日、新型コロナウイルスの感染者5人が都内で新たに確認されたと発表した。このうち2人は、すでに感染が明らかになっている都内在住の70代のタクシー運転手男性とともに、1月18日に屋形船で開かれた個人タクシー組合支部の新年会に出席していた。

 都によると、運転手男性とともに新年会に出席していた感染者は60代のタクシー運転手男性と、タクシー運転手の家族の30代男性。また、新年会に参加していた別の感染者と濃厚接触していた60代の医療従事者男性の感染も判明した。

 新年会参加者の濃厚接触者をめぐっては、14日に男女2人、15日に7人の感染が確認されている。都によると、このうち70代の屋形船従業員男性は1月15日か16日、中国・武漢市からの旅行者を接客したと話していた。

 これとは別に、都内に住む30代の会社員男性と、埼玉県内に住む60代のハイヤー運転手男性の感染も16日に明らかになった。いずれも屋形船で開かれた新年会とは無関係で、参加者との接触もなく、発症前14日以内に中国・湖北省などでの滞在歴もないという。都によると、会社員男性は、15日に感染が明らかになった40代の会社員男性とともに、研修や食事をしていたという。関連を調べている。

愛知では新型肺炎感染者の友人も感染

 愛知県は16日、尾張地方在住の60代男性が新型コロナウイルスに感染したと発表した。米ハワイから帰国後に新型コロナウイルス感染が確認された名古屋市の60代女性の友人で、帰国後に接触した。発熱などの症状が出たが軽症という。県内での感染確認は5例目。

 県によると、男性は15日に38度の発熱があり、県の保健所に相談した上で、県内の病院を受診。16日に県衛生研究所の遺伝子検査で陽性と判明し、入院した。軽症だという。男性は徒歩で病院へ行き、マスクを着用した上で、ほかの患者との接触を避けて受診したという。

 女性は7日にハワイから帰国し、13日に微熱や頭痛が生じた。県は、今回の男性といつ接触したかは調査中としている。

国内で確認された新型コロナウイルスの感染者

(16日午後8時半時点。厚労省の資料と都道府県の発表から)

クルーズ船     355人

検疫官、自治体職員 2人

チャーター便    13人

中国からの旅行者ら 12人

その他の国内感染者 32人

(北海道、埼玉、千葉、東京、神奈川、愛知、京都、大阪、奈良、和歌山、沖縄)

合計        414人