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 香川県観音寺市の伊吹島と観音寺港を結ぶ市営定期航路の新造船「NEW(ニュー) IBUKI(イブキ) Ⅱ」(113トン、最大定員200人)が完成し、16日に同港で島民らに披露された。就航は3月19日の予定。

 市によると、現在の「ニューいぶき」(137トン、最大定員300人)は1994年の就航。建造後25年が経って老朽化が著しいため、新船を約4億5千万円をかけて建造した。

 新船はバリアフリーに対応。車いすのまま乗れるよう通路の幅を広げ、多目的トイレも設けた。高齢者や体の不自由な人の優先席は10席ある。

 新しい装備が、船体を横方向に動かす「サイドスラスター」。強風時でも安全に離着岸できるといい、欠航を減らす狙いがある。また、現在の船は車両をクレーンにつるして積載しているが、新造船は船のスロープを使ってロープで引っ張って積み込めるという。(大野正智)