拡大する写真・図版子どもの肥満対策について開かれた市民公開講座では、スポーツの大切さについても実演しながら説明があった=2月8日、済生会横浜市東部病院

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 幼児期の肥満は、学童期以降の肥満につながりやすい――。各種の研究でこんなデータが明らかになってきました。日本では肥満の子どもは多くありませんが、専門家は「予防には幼児期からの対策が重要」と呼びかけています。家庭ではどんな点に気をつければよいのでしょうか。

 「大人の肥満症では高血圧の頻度が2・9倍。心筋梗塞(こうそく)などの発症率も上がる。子どものうちから(対策を)考えていったほうがいい」

 今月、済生会横浜市東部病院が開いた「子どもの肥満」に関する市民講座。親子連れなど20人あまりが、乾あやの・小児肝臓消化器科部長らの説明に熱心に耳を傾けた。参加者からは、子どもを入院させて生活を丸ごと見直す同院の「肥満ケアプログラム」について質問が相次いだ。

拡大する写真・図版「子どものうちから対策を考えたほうがいい」と訴える済生会横浜市東部病院の乾あやの・小児肝臓消化器科部長

 近年、子どもの肥満予防の重要性を専門家が指摘している。様々な研究から、幼児期に肥満だとその後の肥満につながりやすく、成人した後に糖尿病といった生活習慣病の発症リスクが高くなると分かってきたためだ。

 日本小児科学会など4団体でつくる協議会は昨年、初めて未就学児を対象にした「幼児肥満ガイド」を作った。

 とりまとめた東京家政学院大学の原光彦教授(小児栄養学)によると、むちむちだった赤ちゃんは、離乳期を経て幼児期になると、背も伸び、動きも活発になって次第にスリムな体形になってくる。体脂肪率は、6歳前後で最も低くなり、その後成人にかけて再び上昇するのが一般的だという。原さんは、「本来スリムになるべき時期に肥満になっているということは、将来が心配、ということ」と指摘する。

記事の後半で、生活習慣や食事で気をつけることを紹介します

 体脂肪率が減少から上昇に転じ…

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