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 埼玉県立高校6校による応援団連盟演技発表会「日輪の下に」が16日、熊谷市の熊谷高校であった。伝統校に脈々と受け継がれ、今回で45回目を迎えた。

 応援団の活動を理解してもらおうと、春日部、浦和、川越、熊谷の各高校による4校応援団連盟が結成されたのは、1977年。のちに不動岡、松山も加わり、各校持ち回りで発表会を開いてきた。発表会では各校が日頃の練習の成果を披露した。第一応援歌や野球応援メドレーなど多彩でキレのある動きに会場から大きな拍手が送られた。熊谷高校応援団団長の中畦(なかうね)世羅さん(2年)は「ずっと演技披露していたいほど楽しかった」と満足した表情だった。

 この「日輪の下に」で同じ時代を過ごした各校OB同士による横の連携を深めようという動きが出ている。呼びかけ役の春日部高校応援指導部OB、岩本敏英さん(56)は「部員不足に悩む高校も増えてきて、情報交換や現役へのバックアップなどをはかるためにOBも手を携えようというのが趣旨」と話す。現在、団員不足に悩む浦和高校応援団OB会会長の篠田雅彦さん(58)は「応援団員は学内でも非常に人気が高い。先輩も後輩を大事にするのだが、辞めていく生徒も多いのが残念」と言う。今後、OB有志が定期的に連絡協議会を設け、具体的な協力のあり方について考えていくという。(佐藤太郎)