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 茨城県の常磐道や愛知県の新東名高速であおり運転をしたとして、強要と傷害の罪で起訴された住所不定、会社役員宮崎文夫被告(44)について、県警は近く、浜松市の新東名高速でもあおり運転をして同乗者にけがをさせたなどとして、自動車運転死傷処罰法違反(危険運転致傷)と威力業務妨害の疑いで再逮捕する方針を固めた。捜査関係者への取材でわかった。

 捜査関係者によると、宮崎被告は昨年6月8日午前0時すぎ、浜松市の新東名高速で、トラックの前に乗用車で割り込み、急減速するなどして追突事故を招き、同乗していた交際相手の女性(51)に軽傷を負わせるなどした疑い。

 県警は当初、トラック側の前方不注意とみて、運転手の男性を自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)容疑で捜査したが、常磐道での事件を受け再検証。ドライブレコーダーの映像などから、宮崎被告が事故直前、幅寄せや割り込みを繰り返していたことがわかったという。

 宮崎被告は昨年7月にも静岡市清水区の東名高速清水インターチェンジ付近の国道1号で、急な車線変更などのあおり運転をした疑いがあり、県警が調べている。

 宮崎被告は昨年8月に茨城県守谷市の常磐道で会社員男性が運転する乗用車に幅寄せなどを繰り返して停車させ、男性の顔を殴ってけがを負わせたとして、強要と傷害の罪で水戸地検土浦支部に起訴された。また、昨年7月には愛知県岡崎市の新東名高速で、トラックの前に割り込んで蛇行などを繰り返したとして名古屋地検に強要の罪で起訴されている。