拡大する写真・図版愛知県が開いたベンチャー企業の支援拠点で事業内容を発表する入居者=名古屋市中村区

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 自動車産業がある愛知県は製造業で、日本一の出荷額をほこる。ただ、一方で「起業不毛の地」と呼ばれることもしばしばあった。ところが、最近はこの地域にベンチャー企業が集まる拠点が相次いでオープン。地元の金融機関も支援している。

 1月中旬、名古屋市のオフィスビルにスタートアップと呼ばれる新しい企業を育てる施設がオープンした。同県が2022年開設をめざす創業支援施設ステーションAiに先駆けてつくった拠点。大村秀章知事は「東京以外では最大のスタートアップ拠点を、名古屋につくる」と語った。人工知能(AI)による画像解析で、プールでの水難事故ゼロをめざす市内の企業や個人などが入居する。

拡大する写真・図版ベンチャー育成に、一丸となって取り組むことを宣言する名古屋市長(一番左)と愛知県知事(左から2人目)ら=1月、名古屋市内

 自動運転の技術を手がけるデンソー社員が副業とする「ふれAI(あい)」も入る。事故の衝撃を感じて映像を記録するドライブレコーダーの技術にヒントを得て、子どもの喜怒哀楽をAIで分析して前後の会話を録音するサービスを開発している。代表をつとめる加納健良さんは「イノベーションで愛知県を盛りあげていきたい」と話す。

 名古屋市では19年7月に、繁華街の栄地区に中部経済連合会が中心となり、起業をめざす人びとの活動拠点である「ナゴヤ・イノベーターズ・ガレージ」をつくった。今後10年でここから50件を超える新しい事業を生み出す目標を掲げている。同年10月には、名駅地区にもスタートアップ育成拠点である「なごのキャンパス」が設けられ、個室のオフィスはベンチャー15社と大手3社で埋まった。

「新しい産業の成長支える」

 アイデアをサービスにつなげる…

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