森嶋俊晴
半年余りの改修工事を終えて昨年末にリニューアルオープンした大阪・梅田の地下街「ホワイティうめだ」(大阪市北区)。老朽化対策などのため、地下街を囲む鉄筋コンクリートの「軀体(くたい)」以外をすべて入れ替える異例の大規模工事を実施した。東京・八重洲地下街の運営会社が視察に訪れるなど、建設から年月を経た地下街を再生する先進事例として注目されている。
拡大する改修前のホワイティうめだの「泉の広場」にあった噴水=大阪市北区
拡大する改修後のホワイティうめだの「泉の広場」に登場したモニュメント=2019年12月5日、大阪市北区、金居達朗撮影
改修したのは地下街全体の約3割を占める東側エリアの約8900平方メートル。地下街の延伸部分として1970年に開業した。南北約80メートル、東西約110メートルの通路が広場でつながる。改修前は通路の両側に飲食・物販などの39店舗が並び、このエリアだけで1日約5万人が通行していた。ホワイティ全体の通行客は1日約40万人にのぼる。
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昨年5月から通路を閉鎖し、壁…
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