拡大する写真・図版JR名古屋高島屋は名古屋駅に直結するビルに入居する=名古屋市中村区

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 20年間で売り上げを2倍以上に伸ばした百貨店が名古屋にある。全国的に百貨店の苦戦が続く中、好調の秘密は何なのか。3月で開業20周年を迎えるJR名古屋高島屋の山田正男社長に聞いた。(石塚大樹)

 ――開業から20年となりますが、売り上げは順調に伸びています。

 「多くの人が行きかう名古屋駅に出店できたことが大きい。再開発で、名駅地区全体のにぎわいも大きくなっています。ほかの都市と比べても活気ある名古屋の街に支えられました」

 「社員の平均年齢も30代と若く、会社としての歴史も浅いので、新しいことに挑戦しやすかった。例えば、インターネット通販大手の『楽天』と『楽天うまいもの大会』という催事を開いています。実店舗とネットの融合という新しい企画で、私たちらしい取り組みです。名古屋のほかの老舗百貨店と比べ歴史はありません。その分、地元のお客様が何を求めているか常に意識して店を作ってきました」

拡大する写真・図版JR名古屋高島屋・山田正男社長=川津陽一撮影

 ――2017年開業の「タカシマヤ ゲートタワーモール」との連携はどうですか。

 「00年に開業した百貨店は、当初と比べお客様の年齢層が上がっている課題がありました。そこでモールは、百貨店ではカバーできていない20~30代を狙った施設にしました。二つの施設は各階でつながっていて、モールのお客様は百貨店にも足を運んでくれます。今後も、2館あわせた『高島屋』のファンを増やしていきたい」

 ――インターネット通販が台頭し、全国の百貨店で苦戦が続いています。

 「多くの商品がネットで買えます。モノを買うための手段としてだけみれば、百貨店は魅力的な存在ではないと思います。『高島屋へ行くと楽しい』『面白いものがある』という仕掛けを作らないと、お客様は来てくれません」

 「例えば、バレンタイン催事の『アムール・デュ・ショコラ』では、シェフのサインを目当てに多くの来客があります。ネットでは得られません。IT化、効率化が進むほど、人とのふれあいが大事になると考えています」

拡大する写真・図版JR名古屋高島屋の売上高は右肩上がり

 ――2027年にはリニア中央…

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