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 相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で利用者ら45人を殺傷したとして殺人などの罪に問われた元職員植松聖(さとし)被告(30)の論告求刑公判が17日、横浜地裁(青沼潔裁判長)であり、検察側は死刑を求刑した。犠牲者のうち当時19歳だった利用者の女性「美帆さん」の母親が、求刑を前に法廷で現在の心情を陳述した。主な内容は以下の通り。

 美帆は12月の冬晴れの日に誕生しました。一つ上に兄がいて待ちに待った女の子でした。幼いころはとても音に敏感でした。大きな音、初めての場所、人がたくさんの場所が苦手でした。人に挨拶(あいさつ)されただけで泣き叫ぶ子でした。

 3歳半で自閉症と診断されたあとは、とにかく勉強しました。本を読んだり、講演会に通ったり、少しでも美帆のことを理解しようとしました。他の親御さんたちと障害のある方や、その親の気持ちを伝えようと思い、学校や地域で語ったこともありました。睨(にら)まれたり怒られたりするのが怖かったから理解してくれる人を増やそうと思いました。美帆が私の人生の全てでした。

娘であり、先生でもあった

 娘に障害のこと、自閉症のこと、てんかんのこと、いろいろ教えてもらいました。私の娘であり先生でもあります。優しい気持ちで人と接することができるようになりました。待つことの大切さや、人に対しての思いやりが持てるようになりました。人の良い所(長所)を見つけることが上手になりました。人を褒めることが上手になりました。

 事件後、家はめちゃくちゃにな…

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