拡大する写真・図版キクイモ入りの「菊芋天うどん」=2020年1月27日午後1時59分、佐賀県基山町役場

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 食物繊維が豊富で、近年は健康食品として注目されているキクイモ。佐賀県基山町の即席麺メーカーが町特産のキクイモを具材に使った商品の販売を始めた。

 キクイモは北アメリカ原産でヒマワリの仲間の多年草。見た目がショウガに似た太い地下茎が食用になる。ゴボウのようにしゃきしゃきした食感だ。基山町では2016年ごろから、栽培を奨励している。

 基山町特産のキクイモの天ぷらを具材に使った「菊芋天うどん」を発売したのが、同町内に本社・工場がある即席麺メーカー「サンポー食品」。佐賀県の助成金を活用して18年に商品開発に着手。薄切りにしたキクイモを熱風で乾燥させ、衣をつけて揚げて天ぷらにすることでカップ麺の具材に仕上げた。

拡大する写真・図版キクイモ入りの「菊芋天うどん」=2020年1月27日午後1時56分、佐賀県基山町宮浦の基山町役場

 町役場で1月27日にあった商品発表会で、古川揚一取締役製造本部長は「当社初の自治体とのコラボ商品にふさわしく、キクイモが100%基山産であることが最大のセールスポイントです」などと話した。

 限定5万個を製造し、佐賀県内をはじめ九州各県のスーパーのほか関東方面にも出荷予定という。希望小売価格は税抜き193円。(大野博)