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 3月29日から運用が始まる羽田空港の新飛行ルートで、実際の旅客機が東京都心の低空を通る試験飛行が12日まであった。懸念される騒音について、国土交通省は「おおむね想定通り」としたが、住民からは騒音への苦情や問い合わせが相次いだ。対策として取り入れた急角度での着陸の危険性を指摘する声もある。

ゴォーッ 「まるで空港、生活変わってしまう」

 「ゴォーッ」

 試験が始まった2日午後、上空約300メートルを飛ぶ品川区の大井町駅近くでは、多くの人が足を止め、次々と空を覆うように旅客機が通過する様子を見上げていた。近くに住む女性は「すごい圧迫感でまるで空港の中にいるよう。生活が変わってしまう」と驚いていた。

 都心の低空を通る着陸ルートは、AとCの2本の平行滑走路を使う。東側では新宿駅や品川駅、西側は恵比寿駅や大井町駅の上空を通り、2~12日のうち7日間で計520便が着陸した。

 高輪台(港区)や大井町(品川区)近くの測定所で幹線道路と同じ最大81デシベルの騒音を記録。B滑走路から川崎市上空を通って東京湾へ南に抜ける離陸ルートでは、直下の工業地帯の測定所で最大94デシベル、ルート脇の羽田小学校(大田区)で最大85デシベルを記録した。

 試験飛行の期間中、国交省が設けた専用ダイヤルには「説明会で聞いたよりも騒音が大きい。何とかならないか」など1日約100件の苦情や問い合わせがあった。本省や羽田の事務所にも「コールセンターに電話がつながらない」など、多いときで1日数十件の電話があったという。

 国交省は騒音の測定結果について「おおむね想定通りだった」とした上で、「個々の騒音データを精査し、必要な対策をとっていきたい」としている。

羽田新ルートでは、高度を上げるための急角度での着陸も設定されました。しかし、海外の航空会社には回避の動きが。一体なぜ

 国交省は低空を通るルートの騒…

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