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 日本物理学会は17日、優れた業績を挙げた女性研究者を顕彰するために新たに設立した「米沢富美子記念賞」に、名古屋大の川口由紀准教授ら5人を選んだと発表した。授賞式は来月18日。副賞として、物理学会誌への掲載料などが計20万円分免除される。

 ほかの受賞者は、筑波大の所裕子教授、東京大の馬場彩准教授、武蔵野美術大の宮原ひろ子准教授、東大の柳澤実穂准教授。

 米沢さんは、女性で初めて日本物理学会長を務めた日本の女性科学者の草分け的存在。一般向けのエッセーも多く著し、昨年1月に80歳で亡くなった。

 記念賞は、約1万6千人いる物理学会員のうち、女性約千人から毎年、最大5人が選ばれる。(石倉徹也