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 オーストラリア政府は17日、横浜港に停泊中のクルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号にいる自国民を帰国させるためのチャーター機を手配すると発表した。19日に約200人を乗せて羽田空港を出発する予定で、帰国後は豪北部ダーウィン郊外の施設で14日間、隔離する。

 ダーウィンはシドニーから3900キロ離れた北端の都市。乗客らは、同市郊外の建設作業員用の宿泊施設で過ごす予定という。

 香港政府も17日、船内にいる香港住民を帰還させるため、19日にチャーター機を派遣すると発表した。20日に香港に到着する予定で、検疫施設で2週間隔離するという。船内には香港在住の外国人を含め約350人がいるが、21人の感染者のほか濃厚接触者らは搭乗できず、日本にとどまる可能性があるとしている。

 一方、米国人とその家族328人を乗せた米政府のチャーター機2機が17日午前、羽田空港から米国に出発した。乗客らは今後、米軍基地内に14日間隔離されて検疫を受ける。チャーター機の乗客のうち、14人の感染が判明し、機内でも隔離されているという。(シドニー=小暮哲夫、香港=益満雄一郎)